1953-03-02 第15回国会 参議院 本会議 第29号
只今お尋ねのごとき傷庫軍人の方々に対する療養の問題でありますが、未復員中の公務傷害によつて傷害等を受けられた方々に対しましては、従来は未復員者給与法によつて、帰つて来られて病院におられましても三年間は無料で療養をいたし、なおその間、若し必要ならば、厚生医療費の給付とか或いは補装具の交付とか、或いは症状が固定いたしたような方々に対しましては国立療養所に入るとか何とかいうことで、万全の措置を講じておりますが
只今お尋ねのごとき傷庫軍人の方々に対する療養の問題でありますが、未復員中の公務傷害によつて傷害等を受けられた方々に対しましては、従来は未復員者給与法によつて、帰つて来られて病院におられましても三年間は無料で療養をいたし、なおその間、若し必要ならば、厚生医療費の給付とか或いは補装具の交付とか、或いは症状が固定いたしたような方々に対しましては国立療養所に入るとか何とかいうことで、万全の措置を講じておりますが
それから戻つて頂きまして、事項別のほうの百二十七、身体障害者保護更生に必要な経費、これが前年度の一億二千三百余万円に対して九億四百八十三万円とふくらんでおりますが、特に前年と異なります点は、厚生医療費が一億一千九百万ほどございます。
從いまして厚生医療費の基準をお決めになるというようなことは、これは我々期待できると思うのでありますが、その場合にやはりどうしても診療費を上げなくちやならんという觀点からそれくらいが少くても上ります。その点、外に影響しますのじやないかと、その点心配いたしておりますから……
厚生医療費というようなものも、数字的に厚生省において一軒に対してどれくらい、また一人に対してどれくらいの医療費が必要かということが、過去の数字においてはつきりしておる。そうしたものを抜けておる。冠婚葬祭費の大体の基準というものがありまして、どれくらい要るかということは大づかみにわかつておる。わかつておるならば、全國平均してその最低をとつてもとるべきであると私は考えておる。